用法用量をお守りください。

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今日の文具

昨日はあんなにえんぴつな気分だったのに、今日は0.28mmのボールペンで小さな小さな文字を書きたい。困った。

「勉強ができないのは文房具のせいじゃないよ。」

昔見たバラエティ番組の終わりの一言が、10年以上経った今でも、記憶の中に残っている。

すごく久しぶりに、母とふたりでテレビを見ていた。

「バーチャルのオーディションを受けに東京へ行く」

と言った私に

「え?婚活するん?あの、CMやってるやつでしょ?」

と、「バチェラー」と勘違いして驚いた母の情報源は、テレビのみ。

(バーチャルよりバチェラーの方がわかりづらいと思うのだけど、バチェラー・ジャパンはテレビでAmazonプライムのCMを放映しているから知っているらしい。バーチャルの説明はどれだけしてもわかってもらえなかったから諦めた。)

母は東大生がたくさん出る、クイズ番組がお気に入りらしく、15分前からチャンネルを合わせて楽しみにしていた。

出るクイズを、次々と答える私に

「あら、ちょっと東大行って来られ。」

と感心していたけれど、どのペンを使うかすらも気分に左右されてしまうような娘だから、東大はおろか、高専もちゃんと卒業できなかったよ。

用量と要領

ずっと気になっていた、時間がかかる割には単価が安すぎて、さらにときめかないお仕事を、今日やっと断ることができた。

「すごく頼りにしていたので、また機会があれば是非!」

そう言われたのは、単純に嬉しかった。

その30分後、現状お世話になっている方から新規案件の提案をいただいた。

こっちはときめくし、単価も高いし、どっちかっていうと得意分野。

どのくらい期間に、どのくらいのエネルギーを注げるか。

得意だからこそ、調子に乗らないようにしないとなぁ。

好きだからこそ、嫌いにならないようにしないとなぁ。

地道にコツコツと、淡々と無心でひたすら続けられることと、すごく勢いに乗ったり、停滞するような気持ちのいいこと、どっちが「お仕事」には向いているのだろう。

私はずっと、ジェットコースターのような人生を望んで、「要領よく」生きることを意識していたけれど、迷わずにコツコツと歩き続けられることの大切さも、ようやくわかってきた気がする。

だからこんななんの変哲も無い文章を、書きたくなっている。

欲の容量

何事にも、きっと容量は決まっているのだろう。

「え、欲とか無い人なの?」

と、つい最近驚かれたけれど、それは違う。

ぼーっとしたかったり、好きな人の声を聞きたかったり、自分の感情を吐き出したかったり、眠りたかったり、私はどちらかというと欲にまみれた人間だ。

なんていうかな、人に対してとか、目標に対してとか、自分に対してあまり向いていないだけで。

でもなぁ、自分に対して欲を向けていきたいんだよなぁ。

もっとよくなりたいとか、幸せになりたいとか、正しい欲の使い方をしてみたいんだよなぁ。

「努力」はきっとできないから「欲」を味方につけたいんだよなぁ。

福山雅治さんの「桜坂」って、どうしてあんなにキレイな言葉とメロディなんだろう。

もう少し、救いようの無い歌だったら、「こうはならないように」とか、今を変えようとしたかもしれないのにな。

浸るだけで、絵になっちゃうんだもんな。ズルいな。

ただ浸れるような、美しい恋の思い出は、無いときっととても寂しいけれど、そこに酔ってしまうのも、明日を生きられなさそうで怖いなぁ。

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